元ネタ:Excite エキサイト : 社会ニュース
以下引用。 3児死亡ひき逃げ事件の弁護士「被害者が居眠り運転」は詭弁か最近は弁護士のほかに詭弁護士という職業があるらしい。 彼らは弁護士と違って、「ありとあらゆる事象を、想像力が許す限りの拡大解釈で考証し、できる限り判決を先延ばしにする」職業のようだ。 光市の母子殺害事件を発端にして、このような方々が跋扈してきた背景というのは良く判らないが、僕が思うに世間一般に存在する「ゴネ得」的な方法論が司法の場にも侵食しているのではないかと思うわけだ。 この事件の件でもまた、とんでもない話が出てきた。 以下、別記事より引用。 弁護人は▽被害車両の事故時の速度は時速30キロ台と異常に低速だった▽事故後、欄干に衝突・転落するまでの約40メートルの間、回避行動を取っていない▽大上さんの検察官調書と公判での証人尋問(今年9月)の内容に大きな食い違いがある――などと指摘。被告に有利となる情状面の主張として「大上さんは事故時に意識を失っており、原因は居眠り運転」と意見陳述した。後方から追突された場合、追突された車の車重は前輪にほぼ集中し、基本的にコントロールが効きにくい状況になるわけだし、しかも車高の高いRV車にセダンが追突したわけで、なおかつ速度差がかなりあったわけですから、その傾向は顕著になるはず。 多分、ハンドルはかなり重くなっていたことだろうし、追突事故なんて被害を受ける側はその時何が起こったかなど、基本的に把握できない。 だから、経験豊富なドライバーでもない限り、適切な判断は難しく、コントロールなどできるはずもない。 それに、衝突後に、どのくらいのスピードで押し出されたかはわからないが、欄干を乗り越えるまでに、数秒くらいしかたたなかっただろうと思われる。 コントロールの効かない状態で、物の数秒の間に車体を適正な方向に立て直すなんていうのは、レーサーでもなければ恐らく無理だ……。 専門家もない僕でさえ、こんなことぐらいは考える。 だから、交通事故鑑定人なら、もっといろんな事実がわかるだろう。 詭弁護士がどうこう言っている間に、被害者は傷つき、事件は風化する。 そして、その教訓が生かされず、福岡では未だに市の職員が飲酒運転を繰り返しているわけだ。 教訓は、全く活かされていないことになる……。 詭弁護士は詭弁護士なりに、言い分があるのかもしれない。 が、現実問題として、彼らの活動は円滑な裁判を阻害しているようにしか思えない。 このような事が今後も続くのであれば、市民は司法への期待を失うだろう。 それこそ、「ゴネ特」の時代に突入するわけだ。 そうならないためにも、適正な弁護活動を弁護士には期待したい。
by bowworks
| 2007-10-03 23:58
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